2014年1月7日火曜日

急増中のネット通販詐欺の現状とその手口

スポンサードリンク

悪質なネット通販詐欺サイトが急増しています。

今回は急増中の詐欺サイトの手口と被害例をいくつか紹介します。

ネット通販詐欺の被害件数

ネット通販詐欺サイト、被害相談が前年の7倍近くに急増……バッグ・スニーカー・時計がワースト3 | RBB TODAY という記事によると、「ネット通販詐欺サイト」の被害の相談件数が2012~2013年で7倍近く増加しているそうです。

時事ドットコム:詐欺サイトにご用心=ネット通販、相談急増 にという記事には、

2013年4~9月は前年同期比57.1%増の4309件。このうち、詐欺サイトに関する相談は1701件で、既に12年度全体(1036件)を大きく上回っている

さらに、Yahoo!知恵袋で「ネット通販|ネットショップ 詐欺」で検索してみると、過去1年間で8,980件もヒットします。(検索方法については GoogleやYahooで使える便利な検索演算子8選 を参照してください。)

2014-01-07_04h38_48

大半が中国の詐欺集団の仕業みたいです。

ネット通販詐欺の手口

詐欺の手口は年々巧妙化しています。詐欺サイトの作成から削除までは以下のような流れです。

  1. 本物そっくりなコピーサイトを作成
  2. コピーサイトで商品を販売
  3. サイト削除して雲隠れ

本物そっくりなコピーサイトを作成

Webサイトは簡単にコピーすることができます。ページのソースに表示されるHTMLをコピーしてサーバーにアップロードすれば簡単にコピーサイトが作成できます。ショッピングカートは無料でレンタルできるます。

このように、本物と全く同じサイトが簡単にできてしまいます。ただし、URLだけは本物のサイトとは別のものになります。

コピーサイトで商品を販売

次に作成したネット通販詐欺サイトで格安商品や希少品を販売します。あえて他のネットショップの相場に合わせている詐欺サイトもあるので、価格だけでは判断できません。

もちろん詐欺サイトには商品の在庫などはじめからありません。

集客はGoogleなどの検索エンジンを利用します。今でも商品名や型番で検索すると、コピーサイトが結構上位に表示されてしまいます。

詐欺サイトの場合、支払い方法は銀行振込のみで、「クレジットカードはシステムの不具合で使用できません。」といわれるそうです。

サイト削除して雲隠れ

入金後、入金確認メールは来るものの、そのまま商品が届かないか、ニセモノの粗悪品が届くかのどちらかになるようです。

その後、訴えられるなどして、やばそうになったらサイトを削除します。

削除されないまま1年以上残っているサイトもあります。

コピーサイトによる被害例

詐欺による被害例を3つ紹介します。

ケース1: 釣具店

【髪風SAKAI】 釣具ネット詐欺ショップ
2014-01-07_05h38_11

典型的なネット通販詐欺のケースです。

詐欺の対象はブランド品が多いと思いきや、最近では釣り具など趣味や日用雑貨といった幅広いジャンルにまで及んでいます。

    思えば、入金後不信感はあった物の後の祭り・・・・幸いなのは、金額が諦めのつく額と言うことだけど、中には高級ロッド買った人なんかは・・・・・・・・・可愛そうです><

不信感はあったものの、安さに惹かれて入金してしまったのでしょう。

不審なポイントは以下の3点です。

  • 支払いにクレジットカードが使えない
  • 口座名義が明らかに日本人ではない
  • メール文章がおかしい

冷静に考えると明らかに不自然だとわかりますね。ただし、最近のケースでは口座名義が日本人の場合もあるので注意が必要です。

このケースでは電話番号の表記がなかったそうですが、最近では表記があるケースもあります。

ケース2: 携帯電話ショップ

ネット通販詐欺にひっかかっちゃった・・皆さんも気をつけて。|ハピデリカ☆
2014-01-07_05h47_07 

こちらは希少品の携帯端末を購入して詐欺にあった例です。

    でも、やっと見つけた~っ!安いし~♪って気持ちと、今使ってる4年物の携帯がほぼ死亡しそうな状態なのもあって・・

冷静さを失ってたのかも。。

希少品をたまたまネットで見つけて、うれしさのあまり冷静さを失ってしまったようです。

詐欺に関しては、自分ができることはすべてやりました

・警視庁サイバー犯罪対策課への通報と相談
・振込先銀行への通報と相談
・振込元銀行への組戻手続き依頼
・消費者センターへの通報
・総務省への通報
・白ロムネットのサイトサーバー会社への通報

この人の場合は泣き寝入りするのではなく、さまざまなところに相談しています。

ですが結局、証拠不十分で警察は動いてくれず、返金もされなかったようです。

他の被害者の人の例でも、返金に至ったケースというのは1つもありませんでした。

ケース3: 個人情報の盗用

詐欺ネットショップの責任者にされてた ウサ速
2014-01-07_05h54_43

コピーサイトに住所・氏名・電話番号などの自分の個人情報を無断で使用されたケースです。

この被害者の人は仕事の都合でサイトに自分の個人情報をのせていたらしいです。

これはもうお気の毒としか言いようがないです。こんなもの回避しようがないですね。

その他の被害例

海外通販詐欺サイトデータベース|怪しい海外通販から身を守るための詐欺・偽物サイトデータベース には、詐欺サイトの情報や被害例がまとめられています。

被害にあう理由

ネット通販詐欺サイトは他のネットショップに比べて、価格が異常に安かったり、レアな商品が売っていたりするので、あわてて購入してしまう人も多いです。

しかも、「本物」「正規店」「返品保証」といったワードを多用し、訪問者を安心させようと工夫を凝らしています。

見た目は実際に存在するネットショップに似せているため区別がつきにくいです。

例えば ネットショップにて時計詐欺被害に遭いました。 他に打つ手はないでしょうか!? - Yahoo!知恵袋 の例にあるように、URl以外ほとんど本物のサイトと変わり映えありません。運営者の情報も丸パクリです。

騙されてしまったら

基本的に泣き寝入りです。返金は絶望的です。これ以上被害が出ないように呼びかけることぐらいしかできません。この手の詐欺は騙される前に予防するしかありません。

次回の記事ではネット通販詐欺の予防策について書いています。